【優待+配当利回り5.7%】(7388) FPパートナーの決算を徹底紹介

おすすめ優待

FPパートナーとは

 FPパートナー株式会社(証券コード:7388)は、日本国内でファイナンシャルプランニング(FP)サービスを提供する企業です。

 個人および法人向けに資産運用、保険、年金、住宅ローン、相続対策などの総合的なファイナンシャルプランニングを行っており、全国に拠点を持っています。

会社概要

  • 社名: 株式会社FPパートナー
  • 本社所在地: 東京都文京区後楽1-5-3 後楽国際ビルディング5F
  • 代表者: 代表取締役社長 黒木 勉
  • 事業内容: 保険代理業、金融商品仲介業、金融商品に関するファイナンシャル・プランニング業務設立: 2009年12月
  • ウェブサイト: FPパートナー , マネードクター
  • 上場市場: 東京証券取引所プライム市場
  • 証券コード: 7388

主なサービス

  1. 無料FP相談サイト「マネードクター」の運営
  2. 金融商品に関するファイナンシャル・プランニング業務
  3. 生命保険・損害保険に関するマーケティングおよびそのコンサルティング
  4. 保険代理業(生命保険・損害保険)
  5. 金融商品仲介業(投資信託・債券の媒介など)

FPパートナーの配当と株主優待

配当金

 4月15日、配当方針についての発表が行われました。11月の期末配当だけではなく、5月末の中間配当も行われるようになります。

 今期は合わせて92円で、配当利回りは3.44%です。
 ※株価は現在 (2024/07/9終値) 2,676

株主優待

 5月末と11月末にそれぞれ3,000円のQUOカードが届きます。

 年間6,000円分のQUOカードなので、優待利回りは2.24%です。

 私のQUOカードは、「コンビニスイーツチケット」となっています(笑)

決算内容

 まずは、4月に発表された決算短信の内容を整理します。

2024年11月期第1四半期の業績

  • 売上高: 83億3,289万円 (前年同期比13.3%増)
  • 営業利益: 13億6,287万円 (前年同期比5.9%減)
  • 経常利益: 13億9,427万円 (前年同期比6.2%減)
  • 四半期純利益: 9億3,850万円 (前年同期比2.6%増)

重要な施策と成果

  • 営業社員数の拡大と質の向上: 第1四半期累計期間で196名の採用、2024年2月末時点で営業社員数は2,402名。
  • 契約譲受ビジネスとM&A:
    • 2023年12月にオリックス生命保険株式会社の子会社ライフタイムコンサルティング株式会社から約23,000件の保険契約を譲受。
    • 2024年1月に保険代理店サプライズジャパン株式会社の全株式を譲受。
  • マネードクタープレミア事業の拡大:
    • 2023年2月22日に北千住マルイ店をオープンし、合計18店舗に。
    • 新NISA制度開始に伴い、マネードクタープレミア出張相談会を全国で開催。
  • 損害保険事業の拡大:
    • 2023年7月に本格稼働した損保事業部ダイレクトセンター室の非対面完結型契約の増加。
    • 2023年11月に損害保険代理店から約11,800件の契約を譲受。
    • サプライズジャパン株式会社から損害保険契約と市場の譲受。
  • 新規ビジネス:
    • IFAビジネスでは、証券口座数と預かり資産残高の順調な増加。
    • 広告業と教育業においても新規契約や既存契約の更新を受注。
  • 住宅ローン比較サービス:
    • 株式会社MFSの住宅ローン比較・検討サービス「モゲチェック」を全国展開。

財政状態

  • 総資産: 160億4,579万円 (前事業年度末比31億0,669万円減)
  • 流動資産: 104億2,763万円 (前事業年度末143億1,101万円)
    • 現金及び預金の減少が主な要因 (119億6,019万円から79億1,376万円に減少)
  • 固定資産: 56億4,029万円 (前事業年度末48億3,947万円)
    • 自社ビル取得により建物及び土地が増加 (土地: 18億2,740万円から21億6,740万円に増加)
  • 負債: 55億3,635万円 (前事業年度末65億0,304万円)
  • 流動負債: 47億0,081万円 (前事業年度末56億6,280万円)
    • 未払法人税等の減少 (11億1,495万円から4億8,577万円に減少)
  • 固定負債: 8億3,626万円 (前事業年度末8億3,672万円)
    • 長期借入金の返済 (5億9,094万円から5億7,753万円に減少)
  • 純資産: 105億9,448万円 (前事業年度末126億4,747万円)
  • 自己株式の取得及び配当金の支払が主な要因 (自己株式: 27万円から10億0,034万円に増加)

業績予想

  • 2024年11月期第2四半期累計:
    • 売上高: 167億9,400万円 (前年同期比15.2%増)
    • 営業利益: 30億3,600万円 (前年同期比12.7%増)
    • 経常利益: 29億9,200万円 (前年同期比7.7%増)
    • 当期純利益: 20億3,400万円 (前年同期比19.1%増)
  • 通期予想:
    • 売上高: 356億2,700万円 (前年同期比16.6%増)
    • 営業利益: 67億2,500万円 (前年同期比21.1%増)
    • 経常利益: 66億8,800万円 (前年同期比19.3%増)
    • 当期純利益: 45億4,800万円 (前年同期比15.0%増)

どう捉える?

 以下個人的な感想です。

 結論:買い 決算自体良かったので、保険や銀行のトレンドはまだ続くかな?といった印象。

 売り上げは上がっているけど、利益が下がっているのは、採用に力を入れているから。つまり、商品は売れるけど、売るための人材が不足している。
→人材が育って、利益が伸び出すのも時間の問題。

まとめ

 配当優待利回り5.7%で、売り上げ右肩上がり、利益が減少しているのは採用に力を入れているから。

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